ギンガメアジ群れはトルネードにも!粟国島「筆ん崎」ダイビングポイント紹介 ~2022年5月~

ダイビングポイント情報

こんにちは!シングルダイバーのなゆたです。

沖縄本島滞在での日帰り遠征で、粟国島の「筆ん崎(ふでんざき)」で潜ってきました!

こちらのレポートは2022年5月ゴールデンウィーク時期のものとなります。

ダイビングボートで那覇市内の港を5:20に出航し、片道1時間40分の船旅を経て到着となります。

なゆた
なゆた

「筆ん崎」は粟国島最西端の岬の名前です。

時間により流れがかなり速いので注意が必要ですが、沖縄屈指の回遊魚スポットとして有名なポイントです。

筆ん崎は4月中下旬~7月中旬頃までに現れるギンガメアジの群れが最も有名です。

大きな玉のような群れになったり、時によってはトルネードにもなり、その迫力ある光景が多くのダイバーに人気となっています。

流れの速い外洋のポイントのため、イソマグロ、バラクーダの群れや、ナポレオン、ギンガメアジを捕食しようと群れの周りを泳ぐロウニンアジなど大物回遊魚天国です!運が良ければジンベイザメも現れます。

粟国島に滞在してのダイビングが時間も余裕があってゆっくりできるのですが、行き返りの移動時間もそれなりにかかるため、那覇市内に滞在しての日帰り遠征ダイビングも主流になっており、いくつものダイビングショップが扱っています。

お世話になった乗合ボート

大きなショップは自社ボートで遠征しているようですが、自分がお世話になっているショップさんは、複数ショップの乗り合いボートを利用するスタイルとなります。

そのためブリーフィングも各ショップ別々で行い、コース取りも異なるため、1本ごとに観られるものも違ったりします。

ダイブログデータ
  • ダイビング時期:2022年5月上旬
  • 天候:曇/晴
  • 気温:26.7℃ 平均水温:23℃
  • 平均水深:15.1m 最大深度:32.4m
  • 装備:5㎜ウェット+防寒ラッシュガード
  • ダイビングスタイル:ドリフト
主に見れたもの
  • ギンガメアジ群れ
  • ロウニンアジ
  • グレーリーフシャーク
  • ナポレオン
  • ホソカマス群れ

2022年5月の時は、2日間それぞれ3ダイブずつ潜ってきました。

1日目の1本目、2本目ともギンガメアジはいたものの、オスメスペアで泳ぐ100匹程度の小さな群れのみ。群れていたのはホソカマスくらいでちょっと迫力に欠ける印象でした。

ようやく3本目に現れたのが300匹くらいの群れ。玉になりそうでならず、まとまりに欠ける感じとなり、2日目に期待しこの日を終えました。

ちょっと迫力に欠けるギンガメアジの群れ

期待の2日目。この日も早朝出発での遠征となり、午前7時には1本目のエントリーとなります。

エントリーして1分もたたずにガイドさんが、こちらに向かって「〇」を描くサイン。はやる気持ちを抑えてゆっくり向かうと・・・。

遠目から見た群れの様子

今度こそ現れました!これはなかなかの数に見えます。

後からエントリーした他のショップの方々も集まってきたことを確認し、少しずつ群れに寄っていきます。

少しずつ寄ってみました

玉のような群れが途中横長に散りばるものの、またくっつき大きな群れが形成されます。

ギンガメたちが群れに吸い込まれていきます

よく見ると捕食しようとしているのか、ロウニンアジも並走しています。

ロウニンアジはやっぱり大きさが違います

群れの中から現れるロウニンアジも迫力があります。アタックまではしてくれませんでしたが。

どれを捕食しようかと考えているのでしょうか

1本目はこのような形で水深15m付近で約25分間、ギンガメアジの大群れを観ることができました!

2本目はエントリー直後から、自らこちらに近づいてくるロウニンアジと、遠目からのナポレオンを確認。

俺を撮れと言わんばかりに近づいてくるロウニンアジ
確かにナポレオンだったのですが全く寄れてませんね

その後、今度は水深30m付近で、またもやギンガメアジの群れに遭遇です。

今回もなかなかの大玉です
1本目以上に寄れたかも?
光も入って綺麗です
全部で800匹ほどいたでしょうか

3本目は欲をかいて別コースを辿りハンマー、カジキマグロを狙ってフルスイングするも空振り!

でもこの日は念願の群れをこれだけ観ることができ大満足でした!!

まとめ動画はこちらです。

筆ん崎は匍匐前進(ほふくぜんしん)で進まなければならないほどの激流だったり、ほとんど流れもなくあっさり群れに遭遇できたりと、色々な顔を見せてくれるポイントでした。

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