こんにちは!シングルダイバーのなゆたです。
2019年9月にハワイ島ワイコロアリゾートに滞在した際に体験したアクティビティとして、ハワイ火山国立公園の情報をご紹介します。
有料のオプショナルツアーに参加して火山を体験するもの良いのですが、今回は自身でレンタカーを運転して周ったスポットをご紹介します。
ハワイ火山国立公園への行き方
ここはハワイ島を訪れたら絶対に行くべき観光スポットです。
日本も火山の島ですが、ここまで広大な火口や果てしなく続く溶岩の大地は、日本ではそうそう見ることができません。
ワイコロアリゾートからハワイ火山国立公園の入口ゲートまでのルートは、以前は南ルートのHI-19経由のHI-11で片道2時間30分ほど掛かっていました。
ですが現在はサドルロードが整備され、レンタカーも含めた一般車両も安心して通行可能となりましたので、東ルートでヒロを経由し、2時間ほどで到着できます。
とは言うもののサドルロードはスピードが出やすいので、くれぐれもご注意ください。
国立公園の入場料は、2022年8月時点で車1台につき$30.00(7日間有効)です。
車に乗ったままゲートで入場料を支払い、受け取ったレシートを見せることで7日間は再入場できますので、失くさないように注意してください。
紹介するコースは、火山の活動状況によって閉鎖されている場合があります。
現地に向かう際は必ず最新情報をご確認ください。
キラウェア・カルデラのハレマウマウ火口
入場ゲートを抜け、まずは「キラウェア・カルデラ」が見渡せる「スチームベント」に向かいました。
駐車場に車を停め、広大なカルデラを見下ろすことができます。
写真の全体がキラウェア・カルデラで、奥のくぼんだ箇所が「ハレマウマウ火口」となります。
時間帯にもよりますが、カルデラ周辺の岩や草むらからスチームが上がっていて、火山の活動を感じられます。
キラウェア・イキ・トレイルで火口トレッキング
次に向かったのは「キラウェア・イキ」です。
駐車場すぐの展望台からは、キラウェアイキクレーターを見下ろすことができます。
先ほど訪れたキラウェアカルデラと比べるとサイズは小さいものの、それでもかなりの広さです。
そしてこのクレーターは、個人的にお気に入りである絶好のトレイルポイントでもあります。
「キラウェア・イキ・トレイル」と呼ばれるこのトレイルコースは、色々なルートが楽しめます。
おススメは、展望台から山道を下ってクレーターの底に立ち、このクレーターを縦断して反対側の山道を登り、上からクレーターを見下ろしながら林道を歩き展望台に戻るコースです。
クレーターの底は活動中のドロドロした溶岩は流れていなかったものの、至るところにスチームが上がり、また火山活動で崩れた大地に圧倒されます。
また林道からは色々な角度からクレーターを見下ろし観察することができますので、クレーターの全貌を体感することができました。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードで溶岩流ドライブ
車に戻り次に向かったのは「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」です。
キラウェア・カルデラから海岸線まで下っていくこのドライブコースは、片道約20マイル(約32km)もあります。
クレーターズ・ロード沿いは店舗などは一切ありませんので、食べ物、飲み物のほか、特にガソリン残量にご注意ください。
溶岩に埋めつくされた大地を切り開いた道路を進むため、変わっていく景色に圧倒されます。
また海まで向かうドライブの途中には、いくつもの展望台があり、溶岩大地の先の水平線を見ることができます。
ようやく海岸線まで到着しました。真っ黒な溶岩と打ちつける白波がとてもキレイです。
車を路肩に停めて、固まった溶岩流の上を歩くことで、とてつもないパワーが得られた感じがしました。
ワイコロアリゾートからは、比較的遠いポイントとなりますが、レンタカーさえあれば丸一日楽しめるおススメのコースです。
◆【参考リンク】ハワイ火山国立公園(米国国立公園局) (nps.gov)
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