旅の目的は「粟国島 ギンガメアジ」
こんにちは!シングルダイバーのなゆたです。
2022年5月のゴールデンウィーク休暇を利用して、沖縄本島滞在での粟国島ダイビング遠征の旅に出かけてきました。
実はこの粟国島へのダイビング遠征、2年前となる2020年のゴールデンウィークにも予定し、当時フライトもホテルもダイビングショップも予約済だったのですが、ちょうどコロナ1年目のステイホームにより敢えなく断念・・・。
粟国島のダイビングポイントといえば「筆ん崎」(ふでんざき)ですね。
粟国島の筆ん崎は、ダイバーの中では言わずと知れた大物ポイント。
特に日本国内屈指のギンガメアジの群れが有名です。運の良いときはトルネードになったりもします。
少し前(2016年頃?)までは、同じく沖縄の久米島でもギンガメアジは見ることができ、なかなかの群れ具合だったのですが、最近は少なくなってしまいましたね。
昨年訪れた久米島ダイビングショップのガイドさんは、「久米島のギンガメはみんな粟国に向かった」と言ってました。(もちろん冗談でしょうが)
というわけで今回念願が叶い、2年越しのリベンジで単身沖縄へ向かいました!
1日目:那覇空港へ移動/到着日ダイビング
出発は羽田空港から、JL907便 8:55発に搭乗し、3時間弱の空の旅を楽しみ11:45に那覇空港へ到着。
到着日ダイビングを予約していたので、ショップの方にお迎えに来て頂きました。送迎時間は12:30で、そのまま車で港へ直行。
東京は快晴なのに、梅雨入り宣言初日の沖縄本島はあいにくの雨模様でした。そして若干肌寒い・・・。
元々はチービシ諸島でのダイビング予定でしたが、前日連絡時点で東からの強風の影響海況で、本島西側エリアにある那覇新港ふ頭沖で2ダイブです。
まずは明日の粟国ダイビング前のカラダ慣らしですね。
早速、港で大雨の中、着替えと機材セッティングを行い、ボートに乗り込みダイビングへ!
1本目のポイントは、那覇新港ふ頭沖の「干ノ瀬(宮殿)」へ。
ボート上での水面休息後、2本目は干ノ瀬と目と鼻の先にあるポイント「自謝加瀬ドロップ」へ。
2ダイブともあいにくの天気で透明度はイマイチでしたが、カラダはダイビングモードになりました。
前回ダイブから9か月も明けてしまったので、いきなり粟国の激流に飛び込むのは危ないですからね。
ホテルにチェックイン
今回の宿泊先は、那覇市東町エリアにある「Clean Hotels in Higashimachi Annex」
部屋の中に洗濯機と乾燥機があるホテルを探していて、こちらのホテルを予約していました。
部屋はホテルというよりコンドミニアムスタイル。洗濯機、乾燥機のほか、電子レンジ、ミニキッチン、テレワークもできるデスクなども揃っていました。
写真にはありませんが、バストイレ別で、お風呂はバスタブと洗い場が別となっています。
敢えていうなれば、部屋の中の鏡がお風呂の中しかなく、濡れた床に立たないと鏡が利用できないこと。
宿泊の際は、コンパクトでも鏡を持っていくことをおススメします。
チェックインをしたらシャワーを浴びて、一息ついて夕食のお店を検索。
気分はラーメンだったので、ホテル近くの「麺やKEIJIRO」さんで腹ごしらえしてきました。
つけ麺が有名なお店のようですが、こってりスープの鶏白湯がダイビング後のカラダにガツンと来て満足です。
明日は本番の粟国遠征ダイビング。ホテルへの迎えが4:50とのことなので、事前に明日船上で食べるランチを購入し、早めに就寝しました。
2日目/4日目:粟国島遠征ダイビング
いよいよ2日目と4日目は念願の粟国島への遠征ダイビングです。
4:50のホテルピックアップで港に向かい、まだ夜明け前の薄暗いボート上で機材セッティングを済ませたら、出発前にブリーフィングです。
これは粟国島に到着後、海況が悪い場合も想定されることからだそうです。
今回お世話になったボートはダイビングショップ4店舗の乗り合いのため、それぞれボート各所に集まってのブリーフィングを行った後、約1時間40分の船旅となります。
7:00には粟国島に到着し、いよいよ1本目のエントリーです。
現地のダイビングショップが優先となりますので、エントリー/エグジット禁止エリアも設けられています。
現地ショップが潜っていないタイミングを見て、合計3本楽しんできました。
3日目:沖縄本島「トライアングル」ダイビング
粟国島遠征の中日は、沖縄本島の大物最強ポイントとよばれる「トライアングル」で潜ってきました。
港からボートで30分ほどですので、ホテル迎え時間も7時過ぎと比較的ゆっくりとなります。
こちらもダイビングショップ4店舗ほどでの乗り合いで、それぞれ別のコース取りでダイビングを楽しむこととなります。
このトライアングルが凄かった!
カマストガリザメにシェブロンバラクーダ、それを狙うロウニンアジ、またこの春の時期は沖縄名「タマン」と呼ばれるハマフエフキが大群れとなる時期でそれを狙ってのダイビングとなります。
詳しい状況はこちらをご覧ください!
水深の深いこのポイントは、1本あたり最長20分程度と短時間集中となるのですが、アドレナリンが噴き出るダイビングが楽しめました!!
まとめ
この旅では、那覇市内のホテルに4泊5日で滞在してのダイビングで、到着日から4日目まで合計11ダイブを楽しめました。
欲を言うと海況さえよければ、初日の到着日ダイブはチービシ諸島に行きたかったのですが、予定通りの本数を潜れたのは、台風がまだ来ないこの春の時期だからこそだと思います。
粟国島への遠征も、片道1時間40分程ですので、寝ていればすぐに到着します。
例年7月上旬頃まで遠征ダイブが開催されますので、大物狙いが好きなダイバーのみなさんは、是非体験されることをオススメします!
コメント