こんにちは!シングルダイバーのなゆたです。
2年振りの石垣島ダイビング旅行として、「野原曽根」で潜ってきました!
「野原曽根」と書いて「のばるぞね」と読みます。
今回は9月末から10月初旬にかけて、5日間のダイビングを楽しんだのですが、狙いはマンタ、バラクーダ、ギンガメアジの群れなどの大物狙いでしたので、必然的に野原曽根は欠かせないポイントとなります。
ダイバー仲間と情報交換することで、石垣島にある多くのダイビングショップの中から、ワイド派に人気のお店を利用させていただきました。
そのため、1本目と2本目は「野原曽根」、3本目は「ヨナラ水道」といった組み合わせを来る日も来る日も繰り返す、はた目から見たらある意味苦行、自分にとっては超贅沢な日々を過ごしてきました。
野原曽根は西表島の沖に位置するポイントですが、石垣島西側の港から1時間もかからずに到着できます。
そのため多くの石垣島のショップが利用しているポイントです。
ホテルの送迎は7時から8時くらいの時間帯になることが多く、その後港から出航して10時前に1本目のエントリーとなるパターンがほとんどです。
なおこの時の石垣島は台風が去ってから少し時期が開いたものの、透明度が悪い日々が続いていました。
ただその分、プランクトンが多かったようで、マンタの遭遇率は安定した日々となっていました。
まずは比較的安定して観ることのできた、ブラックフィンバラクーダの群れです。
だいたい水深10~20m付近の中層で現れます。
沖縄本島の「トライアングル」や、慶良間諸島でも観ることが出来ますが、ここのバラクーダは大型で、特に極太の太さに圧倒されます。
この時は少しずつ近づいていっても全く逃げず、ほぼ群れの中に入っての撮影ができました。
またこちらも1日1回は観ることのできた、ギンガメアジの群れです。
こちらも同じ中層に現れますので、ブラックフィンバラクーダとギンガメアジの二種盛りをゲットできることも珍しくありません。
そしてメインのナンヨウマンタです。
根の周りをホバリングする姿を狙うため、水深30m近辺に着底するのが基本となります。
通常、1~3枚のマンタが泳ぐ姿を安定して観ることができます。
ただしごく稀ではありますが、運が良ければマンタが連なる通称「マンタトレイン」となることもあります。
この時は、2枚のマンタを確認し着底したところ、マンタの背後から次から次へと現れ、合計9枚のマンタを観ることができました!
その他、ダイビングでは珍しい、水中ドルフィンまでも現れました。
ゆっくり30~40秒ほど、10mの位置で確認できたため、指差し数えたら13頭が「キューキュー」と鳴く様子を観ることが出来ました。
この時はあまりの興奮で、慌ててGoProのシャッターを押したため、撮影できていなかったのが悔やまれます・・・。
ボートに上がった後もしばらくイルカ達は離れず泳ぎ回っていて、一度だけですが水面をスピンする姿まで披露してくれました!
西表島では「ヨナラ水道」も人気のマンタポイントですが、個人的には1ダイブで様々な大物までも観ることのできる野原曽根がワイド派にはオススメのポイントです。
ぜひ石垣島に訪れたときはチャレンジしてみてください!
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