磐梯高原ドライブとホテル観山に宿泊して大塩裏磐梯温泉を堪能してきた!

国内旅行

こんにちは!シングルダイバーのなゆたです。

夏休みの旅行として、たまにはダイビングから離れて、2泊3日の福島への旅に出かけてきました。

1日目に宿泊した福島タウンから車で移動し、2日目は磐梯吾妻スカイラインを経由してのドライブ、最後は裏磐梯にあるホテル観山に宿泊してきましたので、その様子をレポートします。

福島タウン滞在の様子はこちらとなります。

磐梯吾妻スカイライン経由で浄土平へ

リッチモンドホテル福島駅前を出発し、1つ目の目的地である浄土平へは車で1時間ほどとなります。

住所:福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1(浄土平ビジターセンター)

途中通行する、磐梯吾妻スカイラインは最高標高が1,622mと、福島タウンからひたすら山道を登るドライブとなります。通行料は無料です。

訪れた8月の時期は、車を走らせるに連れてぐんぐん気温が下がり、徐々に快適になっていきます。

まずは浄土平の手前にある、「つばくろ谷」に車を停めて一休みしました。

つばくろ谷に架かる不動沢橋は全長170mあり、こちらも磐梯吾妻スカイラインの一部です。

訪れた時は雲がかかり遠くまでの視界は遮られていましたが、紅葉の時期は特に綺麗でしょうね。

さらに車を走らせると浄土平に到着です。

ビジターセンターの駐車場に停車させます。駐車料金は500円です。

なお浄土平の手前の道では、火山活動での砂礫による荒涼とした景色が急に現れます。

火山ガスも噴出しており、場所によっては停車による長時間滞在することが禁止されているポイントもありますので注意が必要です。

浄土平からは、火山ガス噴出の様子が見ることができますので、迫力がありますね。

この浄土平を起点とする様々な登山コースやトレッキングコースがあります。

その中でも人気なのは、駐車場からのアクセスが便利な「磐梯小富士コース」です。

写真の吾妻小富士を登ると、すり鉢状の火口を頂上から見下ろすことができるコースです。

登山といっても階段を15分程昇るコースで、頂上の火口を一周するコースは1時間ほどとなります。

今回は時間の関係であきらめて、駐車場横にある浄土平湿原を望むトレッキングコースを軽く散策しました。

途中、幅が狭いところもありますが、木で舗装された道ですので、気軽に散歩することができます。

コースからの火山の景色と吾妻小富士の風景もキレイでした。

駐車場横のビジターセンターには、浄土平周辺の地形やトレッキングコースが模型で展示されています。

また付近で生息する動物のはく製も展示されていました。

その他、写真にはありませんが、同じく駐車場横には「浄土平レストハウス」があり、売店や軽食が利用することもできます。

登山、トレッキングの拠点として便利です。

裏磐梯の五色沼湖沼群を散策

浄土平を出発し、次に向かったのは裏磐梯にある五色沼です。

浄土平からは車で1時間ほどの距離となります。

この際、ドライブコースとして磐梯吾妻レークラインを通行したかったのですが、残念ながら土砂崩れのため通行止めとなっていました。

普段は4月中旬から11月中旬までは無料で通行でき、秋元湖や小野川湖沿いなどを走る全長13kmのドライブを楽しむことができます。

目的地の五色沼は、7つもの沼で形成されていて、正式名称は「五色沼湖沼群」といいます。

両端の「毘沙門沼」から「柳沼」までトレッキングコースとなっていますが、歩行距離は片道4kmと約1時間30分程かかります。

またそれぞれの出発地点にはバス5分ほどで戻ることができますが、なかなか時間のかかるコースとなります

そのため今回は毘沙門沼側の無料駐車場に停めて、少しの散策にしておきました。

天気が良ければエメラルドグリーンの色が楽しめるのですが、曇りではちょっとですね。

隣りの赤沼までの散策を試みましたが、片道25分ほど掛かるとのことで、途中で引き返してきました。これは毘沙門沼が7つの沼で最も広いため、次の沼までの距離が長いためとなります。

そのため複数の沼を散策したい場合は、逆側の柳沼からの出発が便利そうです。こちらにも無料の駐車場が用意されています。

大塩裏磐梯温泉 ホテル観山に宿泊

宿泊先に選んだのは、同じく裏磐梯にあるホテル観山です。

同じ裏磐梯といいながらも、五色沼からは車で30分ほどと、裏磐梯の主要観光ポイントから少し離れた場所にあります。

住所:福島県耶麻郡北塩原村大塩中島道北5111

創業からだいぶ経過した歴史のある温泉旅館ですが、丁寧にメンテナンスされているようで、古さはそれほど気になりませんでした。

1階のロビーは広々としていて、温泉上がりに休憩できるソファスペースや、喫煙所もあります。

通していただいたのは、スタンダード和室10畳の部屋で、バス・トイレ付となります。

テレビ、冷蔵庫、金庫、ポットなどの標準的な備品が揃っています。

冷房もふすま下の格子奥にある古いタイプですが、問題なく動作してくれます。

水回りもキレイに清掃されていて、快適に利用できました。

お楽しみの夕食は、別の個室部屋に準備頂けますので、人の目を気にせずゆったり食事を楽しむことができます。

馬刺しや和牛の肉料理から川魚や各種山の幸などの豊富なメニューで、お腹いっぱいの食事を楽しめました。

個人的には数ある日本酒の中から3種類が選べる利き酒セットです。これで500円とは驚きでした。

なお宿泊の目的となる温泉の写真は撮れませんが、男女それぞれ内風呂と露天風呂が1つずつとなります。

特に露天風呂は広めの岩風呂でとてもゆったりできました。

何よりも泉質が「弱食塩泉」と透明ながらも若干の白濁のある湯は、ちょっと珍しい印象です。

なお、宿泊料金も裏磐梯の有名ホテルよりもリーズナブルな設定となっていましたので、これだけの食事、温泉が楽しめるのはとてもコスパが高いと思います。

裏磐梯に訪れた際は、また利用したい宿となりました。

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